「羅生門・鼻・芋粥・偸盗」（ワイド版岩波文庫）

たま～にやってくる純文学ブーム。

なにせ、文学部出身です。

（つぶしのきかない）文学部出身、コネもなく、自宅外で、取り柄もない、そんな自身の就職
活動期を思い起こしたのはリクルートスーツ姿の女子をチラホラお見受けするからです。


進学するなら商学部とか農学部とか、そっち方面へ行ったら面白かったろうに。
10代の自分には、想像力が足りなかった。好奇心が足りなかった。

なんとなく’好きだから’という理由で選んでしまった文学部。
そのなんとなくが曲者で。

当時は意味もなく自信家だったので、あたしならダイジョウブな思考回路でいろんなことを
ねじ伏せていたような気がします。


そのどう見てもオカシイ自分の道を正してくれたのが、今のオットで。
心の整体師のようなヒトです。


オットはあまりに本質をつくことをサラリと言うので、時には他人様から煙たがられることが
ありますが、あとあとになると指摘が本当になったりするのでデ○ノートのようでもあります。


そして今現在、道理に重きをおくオット主導の我が家の方針としましては、

・良い姿勢
・字は丁寧に書く
・挨拶ははっきり大きく元気に
・食事はしっかり、交互に食べる（食べきる）

・苦手なことを克服する

を絶賛展開中です。どうじょよろしく。


秋の夜長でもないのに読みはじめた芥川。読んだことがあっても忘れるわたし。

これは、読んだ、いや読んでない。。。と自問しながら、読み進めてびっくり。

地獄変の続編、邪宗門は未完作品なのですね。
この２作品はとても面白かったのですが、続きが気になるって言っても未完です。




展開が気になる未完といえば、手塚作品のコチラ。アッチョンブリケ。