2009年12月6日日曜日

辰巳レシピの焼豚














豚肉肩ロース1㎏の塊。
普段、主に魚を買っている私にとって、それはなんだか超えたことのない一線の肉塊。

これを辰巳芳子女史の本を参考にして焼豚に挑戦。














お肉のスライスよりよっぽど使い勝手が良いとのこと、肉の塊。

とはいえ、扱いなれていない身にとって、もしもこれが今一歩な仕上がりになったら…とネガティブキャンペーンが胸中に張られるわけなのです。

ハラハラ母さん。














そしていざ出来栄えはというと、これがまぁ美味しいのなんのって。
子どもも大人もペロリ。

今まで辰巳本は読んでいたものの、いざ作るのをためらっていたのは何故なのか。
レシピの重厚感に圧されていたのかしらと独り言。


●材料
豚肩ロース 塊肉   1㎏      
生姜                     親指大 一片(つぶす)
にんにく                一片(つぶす)
水                        肉がかぶるくらい
酒                        1/3カップ強
しょう油                 1/3カップ
砂糖(できれば喜界島のザラメ)  小さじ1

●作り方
1) 直径18cmの深鍋に肩ロース肉とつぶした生姜&にんにくを入れ、かぶるくらいの水を
  加えたら強火にかける

2) 灰汁をすくう 蓋をして煮立つまでやや強火で煮る
  煮立ちがついたら、弱めの中火に落とす

3) 竹串をさして透明な汁が出るようになったら肉を引き上げる(50分~1時間くらい)
  血の汁が混ざるようなら更に煮る
  引き上げた肉はアルミホイルにくるみ、乾かないように保温しておく

4) 残った煮汁を煮詰める アルミ鍋を推奨
  かなり煮詰まると泡状になり、色が変わる

5) 香ばしい匂いがしてきつね色に煮詰めると、肉のエキスは鍋に付着し、透明な脂と
  分離する
  この状態になったら、一旦火を止め、脂を別の器にあける
  取り分けた脂はそのまま置くと白く固まる=上質なラードなので炒めものに使うと良い

6) 脂をあけた鍋に酒を差す

7) 弱火にかけながら、鍋底と側面の焼き付けを丁寧にこそげ取る

8) 7)の鍋に、3)の肉を戻す

9) レードルで、肉に汁を回しかける

10)湯1/2カップとしょう油を差す

11)砂糖と、味をみて塩一つまみを加える
  調味料の加わった肉汁を何度もかけ回して仕上げる
  肉を取り出した後、残った汁に湯を足し、適度なこさに煮詰め、酒・しょう油・砂糖で
  味を調える

12)肉の粗熱が取れたら5mm幅に切り、11)のソースをかける

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