しなやかです。全てが。こういう方にお会いすると、日本人って凄いと感動を覚えるのです。魂力がまったく違うちがう。我道を貫くその精神力に、恐れ入谷の鬼子母神。母さんがんばらねば!と奮起したのもつかの間、この2日でハードな風邪にやられてます。だめじゃん。
そんな達人にお尻を向けてこんにちはの息子。
あー、この手の魚はダメなのさ。ちょっとヌメっとした感じの、深海魚に近い雰囲気を醸し出すタイプ。本日の魚屋で初めて見た「しくち」。どうやら通称メナダというらしい。ボラの近種ということで、わざわざボラも出して違いを見せてくれたのだけれども。どっちも御免、わたしの手には負えん的な感じで。結局いつものチヌ(黒鯛)を刺身におろしてもらい本日の晩御飯にしたのだけれども、魚屋のおねえさんが食べてごらんうちの今夜の晩御飯なんだけどと、しくちの刺身を分けてくださった。それが手前の刺身、左奥がチヌ。見た目は変わらない、むしろしくちの方が色がきれい。食べるとコリコリっとした食感で、少々クセのある味のような気が。あっさりした白身の刺身。意外と美味しいということがよく分かったのでR。